2007年12月19日
水道の蛇口には、捻るもの、センサーに手を翳すもの、レバーを上下に動かすもの、スイッチを押すものと、様々なタイプがありますが、レバーを上下に動かすタイプの水栓で
『水を止めようと思ったのにレバーを逆に動かしてしまい、勢いよく水が出て困った』
なんて経験はありませんか?
現在は『レバーを上げると水が出る』ように統一されていますが、少し前までは『レバーを上げると水が出るタイプ』と『レバーを下げると水が出るタイプ』の2つのタイプがありました。
しかし、利用者から操作を統一してほしいとの声が多く寄せられ、メーカーや関係者の方々が議論を始めました。
この議論には、1995年に起きた阪神・淡路大震災が大きく影響を与えているという説があります。
地震により落下してきた物がレバーに当たり、その衝撃でレバーが下がってしまい、水が出たままになってしまうという事があったそうです。
そういった事を考慮した結果、『上げると水が出る』タイプに統一されたと言われています。
ただ、水栓は頻繁に交換するものでは無いので、『下げると水が出るタイプ』が、まだ設置されているお宅もあると思います。
さて、あなたの家のレバーは上向きですか?下向きですか?