海の不思議 3

2009年8月25日

引き続き今回も海の謎について調べてみました。

『波はどうして起こるの?』

海に行くと常に見ることができる波ですが、波はどのようにしてできているのでしょうか。

波ができる原因にはおもに『風』『潮流』『地震』の3つがあります。

『風』

風によって波が起こるというのはお皿に水を張って息を吹きかけてみれば分かります。お皿の水は波立つはずです。
といってもそんなにいつも風が吹いているの?と思うかもしれません。
その答えは『自転』です。
地球は常に回転している為『偏西風』や『貿易風』と呼ばれるいつも吹いている風があるのです。
この風によって波が起こります。

『潮流』

前回少しお話ししましたが、月と太陽それぞれの引力によって
海の水が引っ張られ干満の差が大きくなり海の水の流れ『潮流』が生まれます。
この潮流が波へと生まれ変わります。

『地震』

地面の揺れによっても、大きな波は生まれます。
特に『津波』と呼ばれる大きな波はこの地震によってできます。

earthS.gif

ちなみに、この『つなみ』の語源を知っていますか?
津波の『津』には船着場・港などの意味があり、船着場・港を襲う波から「津波」となった。
また強波(つよなみ)から「津波」になったとも言われています。
現在、津波が「tunami」として国際語になった理由には
1964年のアリューシャン地震でハワイに津波の大被害があった際、
日系移民が用いたことによりアメリカで広く使用され国際語となったとされています。

次回もまだまだある海の謎について調べてみようと思います。

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