2009年9月28日
海の水は手ですくうと透明ですがなぜ青くみえるのでしょう??
太陽の光は『赤・橙・黄・緑・青』などの色の光が混ざり合い
白色光として地上に降り注いでいます。
太陽光が雨や水にあたるとそれらの光が分離して虹となります。
海の色が場所によって違う理由には
海中のプランクトンに太陽光が反射して色が変化すると言われています。
プランクトンは生活排水など濁った水の中にある窒素やリンを栄養分として生活し濁った海に生息するプランクトンは 1mlあたり、約1.000から1万個
きれいな海には約10個しか生息していません。
プランクトンが少ないきれいな海では海中の白い砂から跳ね返った光の色が
混ざってエメラルドグリーンになります。
また、海の色が赤くなる赤潮は
ヤコウチュウというピンクのプランクトンが異常発生したために海面が赤くみえています。
海の色が青黒く見える黒潮というものもあります。
これは日本列島の南側を流れる海流の名前ですが
黒潮は海が深くプランクトンも少ないため光の跳ね返りが少なく青黒くみえるようです。
ちなみに、余談ですが・・・
海水の色については水自体が赤い光を吸収するので赤以外の色が残り青色に見えるとも言われています。
まだまだ人類には解けない謎がたくさんあるようですね。
次回も水にかかわる謎について調べてみようと思います。