2010年7月16日
泳ぐのが楽しみな季節がやってきました。
今回はプールの水についてお話しようと思います。
プールに入ると臭いや、肌や髪への影響が気になるという方もいるかもしれません。
同じく塩素で消毒されている水道水はプールほど塩素くさくありませんし、皮膚や髪への刺激も起きないのに、なぜでしょうか。
水道水とプール水では「結合塩素」の濃度が違うのです。
結合塩素は汗や体の汚れ・化粧品や整髪剤などが水中に溶けて生じたアンモニア化合物と塩素が反応して生成され、皮膚・目・呼吸における刺激や痛みとともに、不快な臭いのもととなります。
プールに入る前はシャワーをきちんと浴びて、汚れを持ち込まないようにしましょう。
また、プールの後もシャワーで丁寧に全身を洗いましょう。
結合塩素による肌や髪のダメージの対策としてはもちろん、感染症の対策としても有効です。
楽しく泳いで夏を乗り切りましょう!
次回も色々な水に関わるお話を調べてみようと思います。