2013年7月19日
今年の梅雨明けは例年より15日早いものとなりました。
それにより水不足の懸念を抱く方も少なくないと思います。
弊社でも昨今のエコブームにより、節水を気にする声が多く聞こえてきます。
今回はそんな節水で水不足の不安を解消すべく、生活の身近な節水方法をご紹介致します。
【お風呂】
一般家庭の風呂桶に入る水量(約180リットル)はバケツ約30杯分
シャワーを約10分使用(約120リットル)はバケツ約20杯分
(バケツ1杯を6リットルとして計算)
※シャワーからは1秒に約0.2リットルの水が流れています。洗っている時は流しっぱなしにせず、こまめに止めましょう。節水型のシャワーヘッドに交換するのもおすすめです。
残り湯の活用法
①まだ温かい残り湯を洗濯に使えば汚れも落ちやすくなります。
②拭き掃除・散水などにも利用できます。
③バケツに汲んで洗車などにも利用できます。約20分間流しながらホース洗いをすると約240リットルの水が必要になりますが、バケツに汲んで洗うと約30リットルで済みます。バケツを使うだけで約210リットルも節約できます。
歯磨き
30秒間流しっぱなしだと約6リットルのところ、コップに汲んで置いておくと3杯(約0.6リットル)で済みます。その結果、約5リットルもの節約ができます。
食器洗い
10分間流しっぱなしだと約120リットルのところ、ボールに6杯程溜めて洗うだけで約20リットルで済みます。その結果、約100リットルもの節約ができます。
昔の水活用のお話
・昔は水道が無かった為、川の水が大切な生活水でした。洗う場所や時間を決め、皆が気持ちよく使えるように工夫してお米や野菜を洗ったり洗濯などしていたそうです。
・重い荷物を遠くへ運ぶ時、トラックや電車等がなかった為、川を使っていました。
・機械の無い時代、川の流れを利用した水車は水を汲み上げたり穀物を粉にするのに大活躍していたそうです。
・稲作や農作物を育てるのに水は欠かせないもので、日照りによって水が枯れる度に大きな被害を受け「自分たちの田畑に水を」と僅かな水を取り合い、時には死傷者が出る程の争いにもなったそうです。
今は便利な時代ですが、皆で協力し合いお財布にも地球にも優しいエコ生活を始めてみませんか?