2014年9月25日
この夏は猛暑日が多かった為、水をたくさん飲まれた方も多いのではないかと思います。
水には水道水の他に、ミネラルウォーターや料理等に使用する純水など、様々な種類があります。
今回は、そんな水の中でもまだあまり知られていない3つの水をご紹介したいと思います。
※本記事は効果を保証するものではございません。
■水素水
水素水とは水素が溶存された水素含有水を指し、活性酸素を取り除く働きがあるとされています。
活性酸素は細胞を無差別に攻撃して老化や癌などの様々な病気の原因になると言われている為、水素水を飲んで取り除くことでアンチエイジング効果や病気予防の効果が期待されます。
また、水素水を飲むと運動をしても乳酸が溜まらないというデータがあり、運動後の筋肉疲労が起きにくいことからスポーツ選手にも愛用されているようです。
しかし、販売されている水素水の中には、高濃度の水素含量を謳っていても、開封した時に水素が抜けてしまい体内には入らないものがあるようです。
その為、体内に有効な水素を取り入れる為にはアルミパウチでパッケージされた水素水が良いとされていますが、いずれにしろ開封後は速やかに飲みきることが大切なようです。
■ピュアウォーター(純水)
ピュアウォーターとは、純水とも呼ばれ、不純物を含んでいないだけでなくミネラル成分すらもほとんど含んでいない水といわれています。
「ミネラル成分をほとんど含まない水」と聞くと一見必要性を感じない気がしませんか?
確かにミネラル成分は体にとって必要な大切なものですが、時に弱った身体には強すぎる成分となってしまいます。
赤ん坊のようにまだ胃腸が弱々しい場合や、手術の後や病気回復の後など体が弱っている人はミネラル成分が原因でお腹を壊すことがあるので、そうした場合に安全な水としてこのピュアウォーターが好まれているようです。
■超純水
料理やお茶、コーヒー等に「純水」を使う方も増えてきているのではないでしょうか?
スーパーマーケットのサーバー等でも簡単に手に入れる事が可能になってきました。
しかし、その純水より更に純度の高い「超純水」があるのをご存知でしょうか?
純粋の製造では対象外だった有機物や微粒子、気体なども取り除かれた高純度の水を指します。
現在の最先端の設備で製造されている超純水に含まれる不純物の量は、0.01μg/L(1リットル中に1億分の1グラム)の水準に達しています。これは東京ドームに対するピンポン球やビー玉に相当します。
そんな高純度の超純水は、以下のような様々な分野での精密作業等で活躍しています。
・微小なゴミも許されない半導体ウェハーや液晶表面の洗浄用水
・発電所の安全運転に必要な発電用タービンの蒸気発生器用水
・あらゆる場面で安全が要求される医療、製薬産業の精製水や注射用水
・分析レベルに直結する分析化学微量分析用ブランク水
以上、3つの水のご紹介でした。
これまで聞いたことはなくても、意外と私たちの生活に近いところで活躍している水だと思いませんでしたか?今後注意していると目にする事もあるかもしれませんね。
それではまた。