温泉の水質について

2016年4月11日

桜も散る時期になり少し季節感がないとは思いますが、少し前にスノボーに行ったときの話です
1月に弊社の別のスタッフもゲレンデに行ったブログを更新しましたが、私も含め弊社にはウィンタースポーツの好きな社員がいて、冬はよく情報交換をしています

今年はエルニーニョ現象で例年に比べゲレンデに雪がなく少し寂しいシーズンとなりました

こちらは私が今年の1月(左)と3月(右)に撮影したとあるゲレンデの写真です


毎年このあたりには3月末までは白い雪があるはずなのですが・・・
来シーズンはもう少し降ってほしいところです

さて、ゲレンデ周りにはたくさん温泉施設があります
スキー、スノーボードをした後の温泉は格別です
弊社では温泉施設の水質分析を行っておりますが、温泉施設の管理に必要な水質分析の項目にあるphという単語をご存知でしょうか?

phは酸性度、アルカリ性度を計る尺度で、温泉の泉質によりphは違います

私が今回入浴した温泉は弱アルカリ性で酸性度は約ph7でした
また草津温泉の中には強酸性で約ph2と言われているものもあります
温泉ではphの数値が低くなるほど酸性が強く、高くなるほど弱くなります
胃液のphがおおむね1.5~2と言われていますので草津温泉はかなり高いように思えます
酸性が強い温泉は長く浸かりすぎると皮脂が少なくなり乾燥肌になるようです
phによって適した入浴時間があり、強酸性泉の温泉であれば次のように入るといいそうです
1.入浴時間は5分ぐらいにとどめる
2.あがり湯はしない。強酸性湯を洗い流してからあがる
3.皮脂が少なくなり乾燥肌になるおそれがあるため石鹸を使用し洗う事は避けた方がいい

とは言いつつ私もついつい長湯をしてしまいました・・・(笑)
温泉に入る前に置いてある分析表を見て、phやそれ以外の項目の確認をしてみてはいかがですか?

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