山ノ神沼!

2016年11月11日

休日に蓮田市を車で走っていたときふとナビを見ると地図上に「山ノ神沼」と出ていて、何やら神々しい名前に興味を惹かれ行ってみました。


10台ほど停められる駐車場


駐車場からの景色

「沼」と名の付く場所に行く度に思いますが、小さい頃に「底なし沼」に恐怖を覚えたからか、私の中にある「沼」のイメージはもっとドロドロして水の透視度も低くて、もっと植物が生えていて…というものを思い浮かべてしまいます(笑)

この山ノ神沼の由来ですが、駐車場にあった説明板に書いていなかったので蓮田市観光協会様に問い合わせたところ、正確ないわれが記された資料が残っていないそうで、
「おそらく当時の山の神様が崇められていた場所の近くにあったという理由からじゃないか」
という事でした。名前から察するにそのような理由なのだと思います。
貯水量は約57,000tであり、貯水周辺にある水田のかんがい用水として使用されています。

ここは釣り場としても人気があるそうで、ヘラブナなどが釣れるそうです。私が行った日も夕方でしたが2人の釣り人がいました。
犬を連れて沼の周りの遊歩道を散歩している方も多く、近所の方の憩いの場所なのだなと感じました。
実際沼の周りを歩いていると景色も良く気持ちの良いものでした。

歩道途中にあった沼への階段(ボート乗り場でしょうか)

埼玉県の調査結果では、平成27年の山ノ神沼のCODは夏季12mg/L、冬季16mg/Lとなっています。
この日いた釣り人は釣れている様子はなかったのですが、鳥がたくさんいた事からも魚が生息している、自然豊かな沼だと思います。
※COD(化学的酸素要求量)とは…
水中の有機物(汚れ)を酸化する際に酸化剤が必要とした酸素量を表したもの。値が大きいほどその水質は悪いと言えます。


水面を泳ぐ鳥たち

ふらっと寄ったつもりでしたが夕日も綺麗で心地よく、気付いたら結構な時間を過ごしていました。

普段は地元の人が多く来るようなスポットにふらっと寄ってみるとおもしろいですね。
また気になるところがあればふらっと寄って皆さまにご報告できればと思います!

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