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雨の日はアンダーパスにご注意を!

2017年6月15日

関東地方で梅雨入りが発表され雨の日が多くなる事に対し、社内では降雨時の運転、作業に関する安全面の注意喚起を行っています。
皆さまにも、この時季運転する上で特に注意したい点を紹介したいと思います。

それは「アンダーパスの走行」です。
アンダーパス…立体交差で掘り下げ式になっている下の道路。地下道とも言う。

アンダーパス写真

雨が降ると雨水はアンダーパスへと流れていきます。
冠水を防ぐ為、流れていった水は地下貯留槽に蓄積され、排水ポンプによって排水されます。

アンダーパスの冠水は大きな事故を招く恐れもある為、降雨量が多い時にも対応できるよう、吐出量の大きい排水ポンプが設置されている事が多いです。

排水ポンプ写真

アンダーパス排水ポンプ点検より

マンション等に設置されている一般的な排水ポンプの吐出量が0.25㎥/minなのに対し、写真のポンプはおよそ5.5㎥/minと、20倍以上の性能を備えています。

しかしポンプに異常が発生していたり、ポンプの性能を上回る降雨量の場合は冠水してしまう事があります。 また排水ポンプの性能基準は近年のゲリラ豪雨等を想定したものではない事もあり、近年はアンダーパスの冠水事故をニュースでよく耳にするのではないかと思います。
「降雨時冠水注意」とされている道路は首都圏で埼玉県が最も多く、その数なんと243箇所です。

››埼玉県内におけるアンダーパス部の道路冠水注意箇所マップ(国土交通省HP)

アンダーパス進入時はハッキリとした水位がわからないのが怖いところです。
低いと思っても、無理に進入すると事故に繋がりますので注意したいですね。

アンダーパスイラスト

社内では、雨の日のアンダーパスの走行は可能な限り避けるよう言われています。
また、傘を差した歩行者の予期せぬ動きや、ワイパーの劣化にも注意が必要です。
安全運転を心掛け、屋内施設へのお出掛けや雨キャンプ等、雨の日を楽しんでいきましょう!

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