今日は千葉県君津市の水めぐりを紹介するよ!
わしらFCサービスの千葉営業所もある千葉県じゃな!
うん!君津市には数年前から話題になっている
「亀岩の洞窟」(濃溝の滝)というスポットがあるんだよ。
あ、聞いたことあるかも!
滝と洞窟のコラボでとても神秘的な場所なんだ!
「まるでジブリの世界」と、写真を撮りに来る人が多いんだよ!
いいなー!私も行きたかった!
ごめんごめん、今度は声をかけるよ!
そしてこれが撮ってきた写真だよ!
おお!綺麗じゃな。結構近づけるのかい?
いや、一番近づける足場から洞窟までは距離があって、
事前に見ていた写真とはイメージが違ったよ。
観光地あるあるだね。
途中で寄った道の駅の店の人によると、早朝の陽が差し込む時間帯に行くと
宣伝写真のような景色が見れるんだってさ。僕が行ったお昼過ぎは
少し遅かったかな。
苦労しないと良い写真は撮れないってわけね。
この洞窟は人工的なものなの?
1660年頃に「川廻し」という工事をして作られた水路じゃ。
川廻しというのは、川の蛇行している部分を人工的に貫通させて、
元々川のルートだった場所を農地に転用させる事を言うんじゃ。
さすが博士!そんな昔から人々が水を上手に利用していた事に驚いたよ!
方法自体は今では少し考えづらいけどね。
そうそう、亀岩の洞窟を見たあと、ダムに行ったんだ。
君津市にはなんていうダムがあるの?
片倉ダムという、有効貯水容量654万㎥のダムだよ。
ダムとしてはそこまで大きい方ではないようじゃな。
ちょっとここでクイズじゃ!
日本で1番大きなダムの有効貯水量は何㎥じゃと思う?
えー5千万くらい?
正解は新潟と福島に跨る奥只見ダムで、なんと4億5800万㎥じゃ!
参考:(財)日本ダム協会
えー!!この片倉ダムの70倍も広いだなんて、ちょっと想像できないよ!
それぞれにその土地での役割があって、大きさが決まっているわけじゃな。
そうだね。奥只見ダムもそのうち見てみたいな。
片倉ダムはちょうど放水も見れて、なんだか癒されたよ。
そうそう、ダムの放水や滝って圧倒されて時間を忘れるよね。
そうなんだよね。しばらく無心で眺めてたよ。
ところでこの片倉ダムの役割は何なの?
この地域の小櫃川(おびつがわ)流域は昔から豪雨による
水害に悩まされていたんだって。加えて都市化が進んで生活用水
の需要も増加したから、洪水・干ばつ両方に対応できるように
作られたみたいだよ。
このように用途に応じて様々な使い方ができるダムを
「多目的ダム」というんじゃ。
そのあともぶらぶらしてたら、
なんと名水の汲み場を見つけたよ!
え、偶然?ツイてるね!
そうだね。これは久留里の名水といって、
市内に数箇所汲み場があるみたい。
書いてあった説明文によると、水温は常時13度で、
夏は冷たく冬は暖かい、ミネラル豊富な水なんだって!
「平成の水百選」に、千葉県で唯一選出されている名水じゃな。
君津市は水のスポットが多くて楽しかったなー!
水害に悩まされていた場所が今では水を観光資源にしているって、
素晴らしい事だよね。水を整備するってやっぱり大切だなって思ったよ。
これからも千葉県内をはじめ、水環境の整備に力を入れていこう!