給水ポンプユニットとは

給水ポンプユニット

給水ポンプユニットとは、マンション等、広範囲または高層階まである建築物において、水を快適に使う為に必要な水圧を補う役割を持つ設備です。
配管内の圧力を検知する役割を持つ「圧力スイッチ(圧力センサー)」、圧力が弱まった時に水圧を増す役割を持つ「給水ポンプ」等により機能しています。

給水ポンプユニットのよくあるトラブルと主な原因

断水/水が出ない、水圧が不安定

⇒ 圧力タンク、圧力センサーの異常によりポンプが起動しない。その他ポンプ本体の故障等。

漏水/水道代が上がった

⇒ メカニカルシール(ポンプ内部品)から漏水が起きている。配管から漏水が起きている等。

振動/異音がする

⇒ 圧力タンクの不良によりウォーターハンマーが発生している等。

ポンプが起動/停止しない

⇒ 圧力タンクまたは圧力センサーの不良により配管内の圧力を検知できずON/OFFの信号が送れなくなっている、ポンプが焼き付いている等。

他にも様々なトラブルとその原因があり、給水ポンプユニットはエラーを検知すると警報を発報します。
弊社によくご依頼いただくトラブルの警報には以下のようなものがあります。

テラル株式会社の場合

警報番号 異常内容
01 受水槽満水
02 受水槽減水
04 起動頻度異常

株式会社荏原製作所の場合

警報番号 異常内容
E13 受水槽満水
E14 受水槽減水
E17 起動頻度異常

※警報番号は給水ポンプユニットの型式により異なる場合がございます。

各部品における耐用年数の目安

各部品における耐用年数の目安は以下の通りです。
小型圧力タンク制御ユニット(定圧給水、吐出圧力一定)の場合

部品名 取替周期の目安
ユニット全体 10年
メカニカルシール 1年
逆止弁 3年
減圧弁 3年
圧力タンク 3年
圧力スイッチ 3年
圧力センサー 5年
フロースイッチ 3年

使用開始から上記年数が経過するとトラブルが起こりやすくなるため、時期に合わせて交換等の対応が必要になります。
※上記目安とは異なる時期に交換が必要になる場合もございます。

給水ポンプユニットの仕組み

ここで、給水ポンプがどのように水を供給しているのか見てみましょう。

【給水ポンプの動作説明】

↓ GIF画像による説明(一定の間隔で画像が切り替わります)

給水ポンプユニットの仕組み

このように、給水ポンプユニットは一部の故障が給水全体に影響します。

トラブルを防ぐには「定期点検」と「適切な時期の交換」

給水ポンプユニットは「定期的な点検」「適切な時期の交換(更新)工事」を実施する事で、トラブル発生を防ぐ事が可能です。
また、定期点検をご依頼いただく事でポンプの直近の状況が把握でき、トラブル発生時の早期解決が可能になります。
給水ポンプユニットの定期点検と交換工事はトラブルを防ぐ上で必要不可欠です。

給水ポンプユニット更新事例はこちら 給水ポンプユニット更新工事の紹介

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