定水位弁とは

最終更新:2024年1月24日

定水位弁とは一般的に貯水槽の水量を適量に保つ役割を持つバルブを指します。

主弁(本体)と副弁(ボールタップや電極)により構成されています。
主弁は貯水槽の外部に、副弁は貯水槽の内部に設置されています。
主弁が槽の外部にありメンテナンスを行いやすいことから、広く利用されています。

定水位弁の仕組み

貯水槽への給水管の管径がおよそ25mm以上の貯水槽には、ボールタップまたは電極を副弁とした定水位弁が多く使用されています。
マンション等の容量が多い貯水槽は水の流量が多い為、定水位弁を使用しないと部屋内の水圧低下や水圧の急激な変化による衝撃音(ウォーターハンマー)発生の原因になってしまいます。
定水位弁はバルブ内にある調整弁の開閉が緩やかに作動する為、これらを防止することができます。

定水位弁の仕組み(簡易イメージ)

貯水槽の水位が下がることで副弁が開くと主弁も連動し、貯水槽へ給水を開始します。
水位が上がることで副弁が閉まると主弁も連動し、給水を停止します。

↓ GIF画像による説明(自動的に画像が切り替わります)

定水位弁の仕組み

↓マウスを乗せると画像が切り替わります。

定水位弁の仕組み簡易イメージ

定水位弁の設置場所はイラストと異なる場合もございます。

このように、定水位弁は副弁と主弁が連動して給水・止水を繰り返しています。
一方の不具合がトラブルの原因となる為、どちらの動作も正常である必要があります。

定水位弁のよくあるトラブル

このように便利な定水位弁ですが、メンテナンスを怠ると次のような症状の原因になります。

  • 弁が閉まらず水が流れっぱなしに
  • 弁が開かず水が出ない
  • 異音や振動が発生する

こういった症状を起こさない為にも、定期的な点検・メンテナンスが必要です。
また、症状が出てしまった場合には交換を実施しないと断水や溢水の原因となります。

定水位弁調整作業中の写真

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さいたま市、川口市、千葉市、東京都をはじめとした首都圏全域で定水位弁の交換やトラブルの緊急対応に対応しております。
お急ぎの場合は、お電話( 048-458-0928 )でも承っております。
弊社は施工業者のため、定水位弁本体の仕様や詳細につきましてはメーカー様へお願いいたします。

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