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【横浜市】ジェラール水屋敷地下貯水槽に行ってきた!

2018年11月

こんにちは!エフくんです!今回は神奈川県横浜市にある
ジェラール水屋敷地下貯水槽を見てきたよ!

元町公園にある登録有形文化財にもなっている
観光スポットじゃな!

そうだよ!あいにくの小雨だったけど、
レンガがとても綺麗でお洒落な場所だったよ!

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

たしかに!ここはどういう場所なの?

幕末にジェラールというフランス人の実業家が来日したんだ。
当時横浜市街地の井戸水の多くは塩分を含んでいて飲料には
適していなかったんだけど、他方には良質な水があったから、
そこの湧水を汲んで市内で売り歩く水屋がいっぱいいたんだって!
この点に着目したジェラールさんが山手の麓に水源を確保して、
パイプを敷設して船舶等に供給を始めたんだ。ここはその湧水を
溜めていた貯水槽だよ!

へー!じゃあこの貯水槽にある水は湧水ってことね。

さっきの写真は地下貯水槽の「下部貯水槽」で、それとは別に公園内に
「上部貯水槽」があるんだ。上部貯水槽には山からの湧水が毎分約50
リットル流れ込んで、その水位が1メートルくらいになると中間枡を経由
して下部貯水槽へ流れていく仕組みなんだってさ!
ただ上部・下部の貯水槽と中間枡を結ぶ管の経路は不明だったりと
解明されてない部分もあるみたいで、なんだかロマンを感じたよ。

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そうなんだ。
公園にこんな貯水槽があるって珍しいね!立ち寄る人も多そう!

この元町公園はジェラールさんの瓦工場の跡地を横浜市が
買い取って1930年に設立したんだ。だから当時は工場と
貯水槽が隣接していたような形なのかな。

公園設立時にはプールを作ったみたいなんだけど、
当初は湧水の水源を利用していたから真夏でもとても
冷たいプールとして有名だったみたい。
今は水道水を使ってるみたいだけど。

ジェラール水屋敷の登場によってここら辺一体に
良質な湧水がいきわたって、街が活性化したんだね!

うん、当時の船舶やジェラールさんの瓦工場、居留地だけでなく
跡地のプールでも活躍したなんてすごい事だよね!

居留地?

外国人の居住・営業のために指定された地域のことじゃ。
居留地の生活水としてだけでなく、産業資源としても広く
活用されたというわけじゃな。

そうだね。当時の横浜の水環境はジェラールさんによって
開拓されて支えられていた事がわかったよ!僕もジェラールさん
みたいに、人々の水環境をもっと豊かにできるように頑張るぞ!

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