こんにちは!エフくんです!
今回は埼玉県吉川市にある「円筒分水工」を紹介するよ!
エントウブンスイコウ?
うん、農業用水を各地に一定の割合で分配する為の施設で、吉川市には
金野井分水工(かなのいぶんすいこう)っていうのがあるんだ。
ちなみに航空写真で見るとおもしろいよ!
地面にでっかい穴がっ!!
いったいどういう経緯で吉川市に作られたの?
それが、残念ながら現地にあった説明看板が
日焼けしてしまって解読できなかったんだ。
ミー博士、知ってる?
金野井分水工じゃな。
昭和初期にここらの水源だった江戸川の河川低下により
水不足に悩まされる事態になったんじゃ。
そこで、それまでの各地域がそれぞれの桶管で取水する
という仕組みを撤廃し、一ヵ所の桶管(円筒分水工)から
各地域に分配する仕組みを採用したと記憶しているぞ。
平成に入ってから改築されたようじゃ。
水不足という状況の中で平等に水を使ってもらう為に
作られた施設なんだね。
ちょうど僕が来た時にここにいた鳥さんが逃げていったんだけど、
この場所で獲ったのか持ってきたのかわからないけどお魚さんが
置き去りにされていたよ。
あと残念なことに今の時期は通水されてないみたいで、
水はあんまり溜まってなかったよ。
本来は中央の円筒から水がちょっとした噴水のように噴き出て、
周囲の区切りのあるスペースに流れることで一定量の分配が可能になるんじゃ。
イラスト参考:中国四国農政局
円筒分水工という名前がすごいしっくりくる仕組みだね。
そうだね!せっかくだから分水先まで一望できるように
360度の写真を撮ってきたよ!わかるかな?
埋設部のルートは想定だよ。
Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA
こうやって農業用水路に流れていくのね。
こんなものがあるなんて初めて知ったよ!
それもこんなに近場にあるなんてびっくりだね!
まだまだ水の設備は奥が深そう!
もっともっと調べてみんなと共有していきたいな!
張り切るのもいいが、これからだんだん寒くなり体調を崩しやすく
なるぞ。無理をせず、健康に年を越せるように気を付けるのじゃ!
はーい!!
今年のブログは今月で最後!
今年1年読んでくださってありがとうございました!
来年も楽しんでいただけるよう頑張ります!
ちょっと早いけれど、皆さまよいお年を!