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実は水も楽しめる街、川越!

2020年3月

今月は埼玉県の川越で楽しめる水に係わるスポットを紹介します!

川越駅に到着!

川越と言えば小江戸のイメージがあるけど、
こう見ると駅は近代的な雰囲気だよね。

たしかに。同じ小江戸でも先月の佐原とはそこが違うね。
まずは熊野神社の「銭洗弁財天」を紹介するよ。
駅から20分程歩いて結構疲れたよ…。

え!そんなに歩くの?

いや、あとから知ったけど本川越駅からだと
徒歩5分くらいだったみたい。調査不足だった。

それはドンマイだね。
銭洗はお金を水で清めるってことだと思うけど、
弁財天ってどういう意味なの?

弁財天=神様って意味だよ。
金運をはじめその他多くのご利益がある神様で、弁天様とも言うよ。
銭洗いには手順があって、まず向かって左側の厳島神社にお詣りをするんだ。
そのあと用意してあるザルにお金を入れて、御神水で洗うんだ。


へー!おもしろい。洗ったお金はどうするの?

大事に有効にお使い下さいって書いてあったよ。
お守りみたいに手元に残しておかなくていいみたい。

そう書いてあるとみんなさっそく川越観光でそのお金を使いそうだね(笑)

たしかに…(笑)
それともう一つ意外だったのが、こういう場所でお金を洗うと
お金持ちになる!みたいなご利益がありそうに思えるけど、
実際はお金を洗うことで心身も清められて運気がアップするっていう
ご利益みたいだよ。これは場所によって違うかもしれないけどね。

なるほどねー。
そもそも埼玉県内に銭洗いを楽しめるスポットがあるなんて
知らなかった。

次に氷川神社に行ってきたよ。
何か目的があって行ったわけじゃないんだけど、
ふらっと寄ったらここでも御神水を使ったものがあったから
紹介するね。


「人形流し」っていって自分自身の汚れを紙の人形に移して
御神水に流すことで体を清めるっていうものだった。
外国人観光客含め多くの人で賑わっていたよ。

川越は神社が多いから、神社ごとに御神水を使ったお詣り方法が
あってもおかしくないね。

次に龍池弁財天に行ってきたよ。
道中、かわいいマンホールに遭遇!
川越市のマスコットキャラクター、ときもちゃん。
時の鐘(とき)とサツマイモ(いも)が名前の由来だってさ。
そのうちお友達になれるといいな。


ホントだ、かわいいね!
ところで龍池弁財天はどんな場所なの?


その昔、龍がいたとされている池だよ。
行ってみたはいいけど、想像と違ってこじんまりとした場所だった。
昔ここにお寺を建てようとしたところ竜神の化身である老人が現れた
っていう話が地名の由来になっているんだってさ。
ここは湧水スポットでもあって、池の水は透き通っていて綺麗だったよ。

この池には鯉が何匹か泳いでいたんだけど、
看板には「鯉をはなさないでください」と書かれていたから、
誰かが放してしまった鯉なのかもしれない。

このあと小江戸を観光して楽しんでいたんだけど、
川越の地ビール「COEDOビール」が売っていたんだ。
製造工場の敷地内に井戸を掘って、川越の井戸水を使って
醸造しているんだって。

川越と言えばCOEDOビールが有名だもんね。
そういえば川越って地名に「川」が入っているけど、
どんな由来なの?

諸説あるそうだけど、昔は入間川に囲まれていて、
川を越えないとたどり着けない地であったことから
「川を越える」→「川越」となったと言われているよ。

なるほど。簡単だけどしっくりくる由来だね(笑)

来る前は小江戸の町並みの印象が強かった川越だけど
水のスポットの他、産業でも水が活躍していて、
水との係わりが深い街だとわかったよ。
他にも同じような街があったら紹介するね!

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