花手水(ハナチョウズ)って知ってる?
コロナ禍になってから話題になったよね?あまりわかってないけど…。
元々は野外の神事で水が使えない時に草花や葉についた朝露で手を清めることを「花手水」と言っていたんだけど、2017年に京都のお寺が手水舎に紫陽花を浮かべたことをきっかけに、手水鉢に花を浮かべることを指すようになったと言われているよ。
それがどうしてコロナ禍で話題になったの?
お寺や神社で参拝前に柄杓を使って水で手と口を清める事を手水と言うんだけど、コロナ禍の感染防止の為に柄杓を撤去する事になったんだ。
これをきっかけに手水に花を飾るところが増えたのが理由だよ。
埼玉県の行田市で毎月開催している「花手水week」でいろいろな花手水を見てきたから紹介するよ。
花手水week??
2020年4月から、ほぼ毎月1~14日(11月と1月は15日~末日)に開催している行田市のイベントだよ。
コロナ禍になってから行田八幡神社が参拝客に癒しを感じてもらうために始めたんだって。
近隣の協力店舗様も軒先に花手水を飾って、観光客が散策しながら色々な花手水を楽しむことができる取り組みだよ。
行田市駅はこんな感じだよ。レトロな雰囲気漂う味のある駅だった。
ここが花手水weekの発端となった行田八幡神社。駅から600m程の場所にあるよ。
混んでるとは感じない程度に参拝客がいて、本格的なカメラで花手水を撮影されている方も見かけた。
境内で見れた花手水はこちら。
どれもキレイだね!参拝客も癒されるだろうなー。
実際にお店の軒先に飾られている花手水はこんな感じだよ。
行田本丸郵便局様の花手水
郵便局なら郵便局らしくポストの置物を置いたりと、それぞれの創意工夫が見れるのも楽しかった!
小さな花手水を並べていたり、忍城やハロウィン仕様になっている花手水もあったし、
忍城バスターミナル観光案内所ではSNS風の「映えスポット」もあった!
パンと洋菓子のお店シャロン様の花手水
洋品アブラヤ様の花手水
レストランミヨシ様の花手水
忍城バスターミナル観光案内所様の花手水
本当にあちこちに飾ってあるんだね。行ってみたくなる!
効率よく見て回るにはどうしたらいいの?
散策マップや駐車場の案内が行田市観光NAVI様で公開されているよ!
さらにこの花手水weekでは月に1度のライトアップイベントも開催されていてとても綺麗だそうだよ。今度改めて見に行きたいな。
花手水とライトアップは相性抜群だろうね!
だね。
今回花手水を見て、コロナ禍で手水舎が使えなくなった事を逆手に取って観光資源に昇華するという発想がすごいなと思った!
自然にある素材を組み合わせだけでこうも魅力的になるんだもんね。水の汎用性ってすごいね。
そうだね。
微力ながらも僕たちの業務が巡り巡ってこういった取り組みに貢献できていると思うと嬉しいな。
余談だけど、散策中に蓮の絵柄の小型蓋や趣のある消火栓も見れたよ。
この他、行田市役所付近ではハロウィンの飾り付けがされていたり、地域全体でイベントを盛り上げている様子が見ていて楽しかった!
有名な古代蓮の里や忍城、古墳だけじゃない行田の魅力を感じに行ってみてはいかがでしょうか?
それではまた次回お会いしましょう。
ーーーーー ここから追記 ーーーーー
後日ライトアップイベントに行ってきたので、写真で紹介します!
昼間の花手水は「花と水の調和」ですが、ライトアップでそこに光が加わった事によって、より幻想的な雰囲気を楽しむ事ができました。
素晴らしいイベントをありがとうございました。