2023年6月
先日の大雨による被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げると共に、一日も早いご復興を祈念いたします。
東京都小金井市にあるお鷹の道と真姿の池湧水群という場所に行ってきたよ。
【名称】お鷹の道・真姿の池湧水群(ますがたのいけゆうすいぐん)
【住所】東京都国分寺市東元町3丁目
【最寄駅】西国分寺駅南口よりおよそ徒歩15分
先月に引き続き小金井市だね!
真姿の池湧水群に行くまでに、「お鷹の道」という遊歩道を通る事ができるよ。
この道の名前は、江戸時代に国分寺市内が尾張徳川家の「鷹場」に指定されていた事に由来しているんだ。
鷹場って何?
鷹の狩場じゃよ。
鷹狩りと言って、鷹を使った狩りが昔は武士の嗜みだったと言われているのじゃ。
鷹狩りの文化は現代の鷹匠に引き継がれているね。
そんな歴史のある道を歩いていると、真姿の池湧水群に到着!
鳥居も相まって雰囲気があって良い場所だね。
湧水群っていうくらいだから、写真の場所だけではないんだよね?
昭和60年に環境省によって名水百選に選ばれた時は、池周辺に複数の湧水があった事から「湧水群」と名付けられたそうなんだけど、都市化によって枯渇したり埋め立てられてしまったんだ。この日僕が歩いた限りだと、目で見て楽しめるのは写真の場所だけのように感じたよ。
とは言ってもお鷹の道を始め周辺の水路や木々はとても綺麗で、向かっている道中も楽しむことができた!
確かにすごい綺麗だね!
ところで真姿の池って変わった名前だけど、どういう由来なの?
西暦848年に、病に苦しんでいる人がこの池の水で身体を清めたところ病が治って元の姿に戻る事ができた、という伝説からきているそうだよ。
歴史ある水に係るスポットはそういった不思議な話が多いなぁ。
ちなみにお鷹の道遊歩道は昭和47年から48年に国分寺市によって整備されたんだけど、2005年に手づくり郷土賞を受賞しているよ。
手づくり郷土賞といえば2月に紹介したさいたま市南区の六辻水辺公園も受賞していたね。
「水路」と「遊歩道」の組み合わせはそれだけ人を惹きつけるんだろうね。
水って不思議な力があるなと改めて思うよ。
先月に引き続き小金井市の水に係るスポットを紹介しました!
先月紹介した黄金の水から4km弱の場所に今回の湧水群があって、1日で両方を楽しむ事ができました。
こうした場所を維持管理してくださっている方々に感謝を忘れずにいきたいと思います!
最後に、真姿の池付近を散歩していたかわいいカモの様子をおすそ分け…!