2024年6月
こんにちは。
今月は山形県朝日町にある"空気神社"を紹介するよ。
「人にとって最も大切な空気に感謝しよう」という思いから誕生した場所で、名前こそ神社と付いているけど町おこしの一環として作られたもので、どこの宗教も関与していないモニュメントだよ。
【名称】空気神社
【建立】平成2年
【住所】山形県朝日町白倉745-1
【最寄駅】左沢駅より車でおよそ40分
【駐車場】あり(無料)
【入場料】無料
【WEB】 山形県公式観光サイト
日々空調業務を行っている私たちにとって縁を感じる場所だ!
ずいぶん遠くまで行ってきたんだね。
今回は思い切って遠方まで行ってきたよ!
空気と関わりの深い場所のようだし気になってしょうがなかったからね。
神社の入り口はこんな感じ。
この日は年に一度の「空気まつり」が開催されていて神社の本殿が一般公開される日だったんだ。
お昼前に行ったら見学希望者の列ができていたよ。
列に並んでいる間、自動案内機が空気神社誕生の経緯を説明してくれた!
中央に写っているものがそれだね!
案内機があるとより一層楽しめるからいいよね!
空気まつりっていうのは毎年この時期に開催されているの?
町の条例で6月5日が「空気の日」に制定されていて、その空気の日とその日に近い土日の計3日間開催されているよ。
6月5日といえば世界環境デーの日でもあるね。
ところでこの空気神社がどういう経緯で誕生したのかは案内機で聞く事ができたのかい?
昭和48年に、町民の白川さんという方が町の広報誌で「町に空気神社を建立して空気に感謝しよう」と提案したのがきっかけで誕生したんだ。
白川さんの生前に実現する事は叶わなかったけど、平成2年に有志によって建てられたよ。
そうなんだ!
てっきり山形県が「日本一空気の綺麗な県」として話題になった後に建てられたのかと思っていたよ。
話題になるずっと前からこの地域では『空気を大切に思う文化』があったというわけじゃな。
列に並んでいる途中で予定外の雨が降ってきたけど、このステンレスの板が空気神社のシンボルだよ。
こんな場所があるのか!
雨はあまり気にならないけど、晴れの日はもっとくっきり反射するんだろうね。
この板はどういった理由で置かれているんだい?
反射によって周りの風景が映し出されることで空気を現しているよ。
列が進んでいよいよ本殿へ!
靴を脱いでここから地下に降りていくんだ。
十数人くらいのグループ毎に区切られて案内されるよ。
ステンレス板の地下に本殿があるのか!
年に一度しか公開されない場所…わくわくする!
降りた先はこんな感じ!薄暗くて雰囲気があった。
先に入った人から一列にゆっくり進んでいって、本殿をみんなで囲うよ。
本殿は一般的な神社のような雰囲気なんだね。
かめが並んでるけど、これは?
12個のかめが並んでいて、1年(12ヶ月間)を表しているそうだよ。
参拝方法は2拍手ではなく4拍手なんだけど、これには四季すべてに感謝するっていう意味なんだって。
1年すべての空気に感謝をするという事じゃな。
それと本殿の四面すべてにしめ縄があるんだけど、これは「空気に正面は無い」という概念から四方どこからでも参拝できるようにという意味が込められているんだって。
案内に従ってみんなで参拝した後、地上へと戻っていくよ。
本殿の滞在時間は5分くらいだったかな。
他の人も並んでいるからだろうけど、ちょっとしか見れないというのも特別感があっていいね。
地上に戻ったら少し雨が弱まっていて、係員の方がステンレス板の雨を拭いてくださっていたよ。
これはこれで雨天にイベントが開催された日にしか見れない珍しい光景なんじゃない?
たぶんそうだと思う!ある意味で運がよかったかも。
拭いてくださった後もまた雨が降ってきたけど、部分的に木々が綺麗に反射する様子を楽しむ事ができた。
係員の方ありがとうございました。
さて、今回は日本一空気が綺麗な山形県にある空気神社という素敵な場所で、『空気への感謝』と『自社のこれからの空調業務の成長』を願ってきました。
朝日町は空気神社の他に水の綺麗な場所も多くあったので、今度はそっちも紹介したいと思います!
さて、これから梅雨入りの予想ですので足元や車の運転など十分注意していきましょう!
それではまた来月お会いしましょう!