前回のブログでは大気汚染の原因について紹介したけど、そもそも「大気」って何だろう?
「空気」とも言うよね?
「大気」と「空気」って何か違うのかな?
一般的にはこんな位置づけで認識されているよ。
「大気」…地球を覆っている気体全体を指す
「空気」…大気の中でも下層にあり私たちの身近に存在している気体を指す
なるほど!確かに部屋の中の気体を「大気」とは言わないね。
大気と一言で言ってもいくつかの気体で構成されていて、その内訳は以下の通り。
「窒素」…約78.1%
「酸素」…約21.0%
「その他」…約0.9%
えー!酸素って全体の約21%しかないんだね。
あとよく「削減」が呼びかけられている二酸化炭素がその他にまとめられるほど少ないなんてちょっとびっくり。
確かに二酸化炭素は他と比べると少ないけど、35年前と比べておよそ120%も増加しているので問題視されているのじゃ。
酸素にしたって多すぎても少なすぎても良くないし、私たちにとっての適正値であるかどうかが大事なんじゃよ。
なるほど、ちなみに一番比率が多い窒素はどんな役割を持つの?
窒素は植物が成長したり光合成をする為に必要な成分の元となるんだよ。
光合成は二酸化炭素を酸素に変えてくれるものだよね?
窒素ってあまり身近に感じたことはなかったけど大切なものなんだね。
窒素が減ってしまったらバランスが崩れて大変な事になりそう。
窒素は安定した気体なので、化学反応による変化が起こりにくいのじゃ。
その特性から食品の酸化防止にも使われているよ。
確かに使われてる!
このように、今の大気の構成比は生物や植物が生きていく上で適したものになってるんじゃ。
だからこそ、空気を汚すことなくより良い空気環境で過ごしていきたいね。
他にも私たちが快適に暮らす為には気温、湿度、気圧が関係していたりするんじゃが、それはまたの機会に説明しよう。
エアコン工事を通して室内の快適な空気環境を提供する立場として僕も勉強してみよう!
まだまだ寒い日が続きますが、体調管理に気を付けていきましょう!